[PLAZMA SUBAROAD SESSIONS] SUBAROADがデザインするドライビングの未来
SUBAROADがデザインするドライビングの未来
地図や道が、これほどまでにエモーショナルなものだとは思わなかったーーSUBAROADを体験した西村真里子氏はそう語る。道を通るということは、そこにヒトの経験が乗っているということ。「効率化に向かっていくだけがナビゲーションの方向性ではない、という可能性を追求したい」SUBARU小川氏の見据えるSUBAROAD、SUBARUのユニークネスとは? メーカーがアプリサービスを作り提供する目的と背景、それを社内にどう説明してきたか。包み隠さず話す小川氏のが見据えるのは、「共創の時代」に「モノ×コト」の価値を生み出し、お客さまに届けるための在り方だ。
高田氏は、Mapboxを使って生み出される地図はどれひとつとして同じものがないと話す。地図やナビゲーションは、紙の時代にはみんなが手で書いて、自分のためにカスタマイズしていくものだった。「地図をより愛くるしいものにしていくには?」という西村氏の問いかけに、高田氏は「地図がどれだけエモーショナルなものになるのか、という挑戦」がSUBAROADではないかと答える。SUBAROADの旅は、まだはじまったばかり、その道ははるか遠くに続く。ひとりひとりの道はその先で繋がり、そして新しい地図が生まれていくはずだ。
Speakers
小川 秀樹 氏
株式会社SUBARU
IT戦略本部 デジタルイノベーション推進部
1982年群馬県太田市出身。幼少期よりクルマと触れ合いながら成長し、スタートアップの後、地元の自動車メーカーSUBARUに入社。データ、デジタルテックを用いた社内イノベーション創出と事業開発を担うデジタルイノベーション推進部の立上げと、実行向けてのリーダーを務める。
高田 徹 氏
マップボックス・ジャパン合同会社
CEO
2007年4月、ヤフー株式会社に入社 。2013年より広告事業の製品開発、事業開発の責任者として従事する。2019年、Zコーポレーション株式会社の代表取締役社長に就任。2020年5月、マップボックス・ジャパン合同会社CSO、同11月より最高経営責任者CEOに就任。2020年4月からはソフトバンク株式会社の技術投資戦略本部 本部長も務める。
西村 真里子 氏
株式会社HEART CATCH
代表取締役 / プロデューサー
国際基督教大学卒。日本アイ・ビー・エムでITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アドビシステムズでフィールドマーケティングマネージャー、バスキュールでプロデューサーを経て2014年に株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー“として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。2020年には米国ロサンゼルスにHEART CATCH LAを設立し、米国でのプロジェクトも進めている。
J-Startupサポート企業、Art Thinking Improbable Workshop Executive Producer 、内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員、経産省第4次産業革命クリエイティブ研究会委員、武蔵野美術大学 大学院 クリエイティブイノベーション学科研究室 非常勤講師