[PLAZMA SUBAROAD SESSIONS] SUBARU流データ活用、DXの現在地
SUBARU流データ活用、DXの現在地
「データがつながるからこそ発想できた」。SUBARUでデータ活用を推進してきた小川 秀樹氏。スバルオーナーのための新しいドライブ体験を提供するアプリ「SUBAROAD」を開発したSUBARU Digital Innovation Labの中心人物でもある。
小川氏の話は楽しい。アナログ的な人と人とのつながり、その関係性を何よりも大切にしている人だ。デジタルもテクノロジーも、ツールでしかない。彼のまなざしの先には「クルマと、それを運転するヒトの(ある)未来」が垣間見える。その出発点が「SUBAROAD」。SUBARUオーナーも、テクノロジーパートナーも、ディーラーも、地域経済も巻き込んで生み出されたこのアプリのレシピをつまびらかにしていこう。
「小川さんのやろうとしていることは、新しい形のミシュランガイドですね」。聞き手はトレジャーデータの堀内健后、小川氏とはデータ活用、DXについて長く会話を続けてきた。対話はデータやテクノロジー、アプリにとどまらず、DXと組織、人材に拡がっていく。「PLAZMA SUBAROAD SESSIONS」第1回は、アプリ「SUBAROAD」をきっかけに、SUBARU流DXのこれまでと現在地を語り尽くす時間となった。
Speakers
小川 秀樹 氏
株式会社SUBARU
IT戦略本部 デジタルイノベーション推進部
1982年群馬県太田市出身。幼少期よりクルマと触れ合いながら成長し、スタートアップの後、地元の自動車メーカーSUBARUに入社。データ、デジタルテックを用いた社内イノベーション創出と事業開発を担うデジタルイノベーション推進部の立上げと、実行向けてのリーダーを務める。
堀内 健后
トレジャーデータ株式会社
取締役
トレジャーデータの日本法人設立当初の2013年2月より日本の事業展開に従事しており、PRからマーケティング、事業開発まで担当している。トレジャーデータ以前は、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社(現日本アイ・ビー・エム株式会社)にて、業務改革、システム改革のプロジェクトに参画。その後、マネックスグループにて、顧客向けWebサービスの企画・開発のプロジェクトマネージャーを担当していた。外資企業から日本企業、大企業からスタートアップ、など幅広い環境で幅広くキャリアを経験している。