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東京をデジタルアップデートさせる1年

TREASURE DATA "PLAZMA"

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トレジャーデータでマーケティングを担当している堀内です。

2018年、トレジャーデータは「TREASURE DATA “PLAZMA”」を開催していきます。これまで行ってきたデジタルトランスフォーメーションを更に加速させる活動です。今回は「TREASURE DATA “PLAZMA”」の開催によせて、なぜトレジャーデータがこのようなイベントを開催するのかを紹介します。

 

“PLAZMA”はトレジャーデータの原点

丸の内、虎ノ門、六本木、渋谷(予定)。“PLAZMA”と冠したイベントで、私たちは1年をかけて東京を横断するデジタルベルトを形成していきます。

“PLAZMA”とは、実はトレジャーデータの根幹を成すデータベースの名称です。私たちはクラウド型のDMS:データマネジメントソリューションやCDP:カスタマーデータプラットフォームを提供していますが、”PLAZMA”はその原点なのです。

私たちは「データ解析の世界をシンプルに、データでより良い世界を」というミッションのもと、2013年5月に日本展開を本格化しました。2018年に日本での5周年を迎えるわけです(アメリカ、マウンテンビューでの創業は2011年12月)。そこで、改めて原点に立ち返る姿勢を“PLAZMA”という名前に込めました。このイベントを皮切りに、トレジャーデータのお客さま、パートナーの皆さま、応援してくれる各界のトップランナーと一緒に、デジタルトランスフォーメーションを推し進め、デジタルアップデートされた東京を見出したいと願っています。

 

「TREASURE Network Showcase」のコンセプト

トレジャーデータは2017年、4月と9月に”PLAZMA”の前身となる「TREASURE Network Showcase」を開催しました。このイベントは、事例の紹介は一切行わず、トレジャーデータのソリューションパートナーが最新のテクノロジーやソリューションを紹介するという今までにないイベントでした。最先端のテクノロジーに触れることで、参加されたお客様に新しいデジタル施策を打つためのアイディアを持ち帰っていただきたいという想いのもと、おかげさまで延べ1,000人もの参加者にご来場いただき、盛況ののちに幕を閉じました。

「TREASURE Network Showcase」を開催した理由はもうひとつあります。トレジャーデータはお客様のご要望にお答えする形で多くのコネクタを開発し、これまでに実に300を越えるテクノロジーツールとの連携を行ってきました。トレジャーデータが随時サービスをアップデートしていくのと同様に、連携ツールもアップデートしていきますので、お客さまにお伝えしたいサービスのアップデート情報は日々発信されるといっても過言ではありません。それを個別にお伝えしたいのは山々ですが、現実的には限界なので、一同に集まってアップデートをしていこうと考えたのです。2017年のShowcaseが年2回、2018年のPLAZMAが年4回あるのも、1年に1度のプラベートイベントでアップデートをお伝えするのでは変化の速いこの時代に、ソリューションの提供が追いつかないと考えたからです。そこで小さくてもいいから四半期に一度はパートナーのアップデートも含めて一堂にご紹介できる機会をと、複数回設けることにしたのです。

 

デジタルトランスフォーメーションを加速させるための場

2018年に4回開催する「TREASURE DATA “PLAZMA”」では、テクノロジーのショーケースに加えてデジタル活用事例を紹介するCase Studyのセッションを用意しました。これにより、デジタルトランスフォーメーションをより具体的にイメージいただけるのではないでしょうか。

トレジャーデータは「革新的なテクノロジーが変化の速い時代に競争力をもたらす」と信じています。

昨年6月、私はパリで開催された「VIVA TECHNOLOGY」に、日本人として唯一登壇し、その会場で体感した成熟したフランス、ヨーロッパ市場における新しい彼らなりのオープンイノベーションの仕掛けに、大いに感銘を受けました。大企業が自らのビジョンと課題を明らかにし、先進テクノロジーをもつスタートアップにWebからコンテスト形式で提案してもらう。お互いに協力・共創して課題解決に取り組むオープンイノベーションの先進事例が、「VIVA TECHNOLOGY」にはありました。
私は、日本もこのやり方に学ばねば課題解決はできないとまで思うようになりました(実際には課題解決やイノベーションの方法はそれこそ一通りではないことは承知していますが)。

そこで、どうしても、日本流のVivaTechをやりたい。「TREASURE DATA “PLAZMA”」では、「WIDER, WILDER」というクローズドなセッションにて、実験的に日本版でカスタマイズしたイノベーションの場(プラットフォーム)を用意しました。企業のビジョンと課題を革新的なテクノロジーを有するパートナーとともに解決し、ひいては社会課題を解決する糸口にしていきたい。そのためのデジタルトランスフォーメーションを可能とする場(プラットフォーム)を、トレジャーデータでは提供したいと思っています。それが、クラウド上でプラットフォームを提供し、お客さまとパートナーのコミュニティを形成することでより大きなビジネスにチャレンジするトレジャーデータ流だと思ったのです。

 

時間と空間の束縛をしない展示会フォーマットを検討

私たちは、既存の、いわゆる展示会やセミナーの形式もアップデートしたいと考えています。リアルな場での展示会やセミナーの良さはなんでしょうか? 百聞は一見にしかず、生の声をクローズドな場で聞くことができる。そして、その熱気を体感する事ができる。一同に介することで、勝手に視界に入ってくる情報も大事だと思いますし、気軽に展示ブースに立ち寄り、新しいソリューションを聞くことができるのも重要です。一方で、リアルな場所に来ることができない遠方の方、その日にどうしても来ることができない時間に制約のある人もきっといるはずです。そこでリアルなメリットはそのままに、物理的な制約が大きくないというデジタルツールのメリットを追加できないか、という思いがあります。特に我々のようなIT企業の製品やサービスは、本質的には会場へ実際に足を運ばなくても特性を知ることが可能なはずです。トレジャーデータのイベントでは、将来的に参加者を時間と空間の束縛から解放する新しいイベントもアップデートとして検討しています。

できるところからで今言えるのは、動画の活用は大きなポイントとなるでしょう。ウェビナーの推進もその一歩です。そのために私たちは、最先端のオンライン動画プラットフォームであるブライトコーブと連携し、活用することにしました。加えてVRの積極的活用により、参加者主体、いわばデジタル時代におけるB to Bコミュニケーションのあり方を提案していきます。もちろん、今の時代、当たり前ですがモバイルアプリも活用していきます。
こういったアイディアや取り組みも自分たちで”PLAZMA”を開催するからこそ見えてくるのです。

 

予測不能の時代、変化の時代を生き抜くヒントが基調講演に

「TREASURE DATA “PLAZMA”」初回は、2月19〜21日の3日間、丸の内エリアにて開催します。

2月19日には、1年をかけて取り組む「TREASURE DATA “PLAZMA”」の基調講演を行います(会場:JPタワー)。

はじめに、X-TANKコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEOで、現在株式会社ジャパンディスプレイ執行役員CMOを務める伊藤 嘉明氏より、予測不能(VUCA)の時代といわれる現代をビジネスパーソンとしてどう生きるべきかについてお話しいただきます。ビジネス界の異端児とも称される伊藤氏の言葉からは、常識が通用しないVUCAの時代を生き抜くヒントが得られるでしょう。そこでまず、皆さんの意識をアップデートしていただきたいと思います。

アメリカと中国のFinTech事例をご紹介いただくのは、日本銀行決済機構局審議役・FinTechセンター長の河合 祐子氏です。通貨に対して今起きている現象と来るべき金融のデジタルアップデートについてのお話しは、激動の時代のメタファーとして、私たちに大きな気づきを与えてくれるはずです。世界に目を向けて自分たちの立ち位置を明確にしていただけるよいお話をしていただけると思います。

また、デジタル化が変化をもたらす業界として、製造業、通信メディア業界、最後にデータを上手く活用するためにはいまや必須のAIについても基調講演で取り上げる予定です。テクノロジーのユーザーであるメディアの現在地と近未来予想図は大きな示唆になりえるのではないでしょうか。

 

東京がデジタルアップデートされる1年

基調講演で変化する社会の全体像を把握した上で、デジタルマーケティングもしくはデータビジネスはどのような動きで進んでいくかを体感し思考する機会、それが20日、21日のデジタル活用事例とソリューションパートナーのショーケースです(会場:フラクシア&マルキューブ)。

デジタル活用事例は大きく4領域。ブランド、リテール、メディア、プラットフォームのユーザーを招いてセッションを展開します。異なる業種の様々な要素を横断することで、デジタルトランスフォーメーションの手がかりとなるタイムテーブルを組んでいます。それぞれの施策に興味を持たれた場合は、トレジャーデータのスタッフ、またブースに控えるソリューションパートナーにその場で相談していただけます。コミュニケーションの近さも、「TREASURE DATA “PLAZMA”」の魅力です。

ショーケースは、過去2回と同様に、ソリューションやテクノロジーパートナーが次々と自社のソリューションやテクノロジーを紹介し、トレジャーデータとの連携についてご紹介いただく貴重な機会となっています。場所は丸ビル1Fのマルキューブです。2月で少し寒いので熱気をもって参加してくださると大変うれしいです!!

「TREASURE DATA “PLAZMA”」はトレジャーデータのユーザーでなくとも、どなたにも開かれたイベントです。デジタルテクノロジーの最先端をキャッチアップし、激動の時代に対する危機感とデジタルテクノロジーへの期待をデジタルトランスフォーメーションへと昇華していくことが、東京のデジタルアップデートに繋がると信じています。

2018年のトレジャーデータにご期待下さい!


 

トレジャーデータは2018年、デジタルマーケティングの祭典「TREASURE DATA “PLAZMA”」を開催します。「Network Showcase」の規模を拡大、デジタルマーケティングの最新トレンドを提供し、デジタルトランスフォーメーションを加速させるイベントです。2018年2月19日からスタートします。イベントサイトでプログラムの詳細を紹介しています。

トレジャーデータ株式会社

2011年に日本人がシリコンバレーにて設立。組織内に散在しているあらゆるデータを収集・統合・分析できるデータ基盤「Treasure Data CDP」を提供しています。デジタルマーケティングやDX(デジタルトランスフォーメション)の根幹をなすデータプラットフォームとして、すでに国内外400社以上の各業界のリーディングカンパニーに導入いただいています。
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