1900社をレビュー!CES2021マラソン – Week1まとめ
例年ラスベガスで開催される世界最大のテクノロジー見本市「CES」。2021年は初めて完全オンライン形式で、1月11~14日(日本時間)に開催されました。
今年のCESでは、どんな発表があったのか? 実は、トレジャーデータのマーケティングチームのメンバーは、CES2021に出展していた約1,900社を毎日レビューしていく勉強会を実施しています。
毎日12時半くらいから下記のzoom webinarでごくゆるく開催しています。ご興味のある方は、是非お気軽にご参加いただいて、一緒にカジュアルに議論しましょう!
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CES2021勉強会
この記事では、勉強会のまとめを週ごとに簡単にお伝えしていきます。もし気になる点や追加情報などあれば是非お知らせください。
<今週のレビュー・目次>
◆1drop
(http://www.1drop.co.kr/)
スマホのカメラで血液検査ができる。
以前も類似のもの見たことあるが、こういうのはアプリとアタッチメントが進化して、どんどんできることが発展していきそう。検査機関もパンクの心配が少なくなってよさそう。
◆3DiTex
(http://www.3ditex.com/)
仕上がりの曲面を前提としてテキスタイルを織る技術。
3Dジーンズみたいなものが縫い目無く作れそう。ものづくりの表現が広がるだけでなく、素材利用の無駄もなくなりそう。
◆7MENGINEERING
水上に浮いて時速40kmで走れるホバーボード。
めちゃくちゃ気持ちよさそうでやってみたい!
◆A.V. Mapping
(https://avmapping.co/en/)
映像を解析して、マッチする音楽を探してくれる。
映像と音楽のリンクは大事ですよね。加えて、音楽提供するアーティスト側のマネタイズも支えてくれるプラットフォームでもあるところがいい。
◆We Hardware
(https://we-hardware.com/)
ハードウェアスタートアップ向けCTOサービス。
以前深センでHAXというハードウェアスタートアップアクセラレータを訪問したときにも思ったが、大量生産まできちんとサポートできるこういうやつを日本でやったら日本のものづくりが新しく復活するのではなかろうか。
◆Actasys
(https://www.actasysinc.com/)
スマートシティ文脈等々で設置が拡大する屋外センサーは、雨や埃など汚れとの戦いにさらされる。それをエアブローでクリーニングする仕組み。
イノベーションの先に生まれる課題を解決する、というアプローチが面白い。
◆Activelook
(http://www.activelook.net/)
スマホやスマートウォッチと連動するスポーツグラス型表示装置。
運動中のバイタルデータや時間、標高など必要な情報を表示できる。
これも試してみたい!
◆ADASKY
(https://www.adasky.com/)
手軽な赤外線センサー。
暗視ゴーグルの民主化、的な感じか。比較画像が分かり易すぎる。
◆Additive Intelligence
金属を3Dプリントする際の焼結変形を機械学習で予測し、それを見越した形にプリントする技術。
◆Addoptics
(https://www.addoptics.nl/)
レンズなどの光学部品を設計から試作まで6営業日(!)で行うサービス。
一つ前のもそうですが、この手のが連携していくとモノづくりの前提が変わりそうです
◆Aectual
(https://www.aectual.com/)
建築物などを3Dプリントできる。
こういうのも日々進化してそうです。
◆Aeterlink
(https://aeterlink.jp/)
17メートル離れた先までワイヤレスで給電可能。
エネルギー供給の前提が変わりますね。
◆Aetrex
(https://www.aetrex.com/technology.html)
足型をスキャンし、インソールを提案する。
靴ではなくインソールを提案するというのが、特定の靴メーカーに依存せず幅広く活用できそうで面白い。
以上、CES2021マラソン 1週目のまとめでした。
皆さんもぜひ、一緒にレビューしませんか?ご参加をお待ちしています!
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