株式会社Legoliss(以下レゴリス)は2015年に創業、データを軸に越境的なマーケティング活動を支援するテクノロジー企業です。取締役/COOの重原 洋祐氏に、レゴリスの取り組みと「TREASURE CDP」を活用した展望をお話いただきました。
「TREASURE CDP」導入支援のスペシャリスト
「レゴリスは結構TREASURE DATAを使っている会社、導入支援している企業です」(重原氏)。
「TREASURE CDP」をどう扱ったらよいかわからない企業に対して、レゴリスは実際のマーケティング施策を実行する方法や、データの接続の方法を「TREASURE CDPを用いてゼロベースからひねり出し」(重原氏)、導入支援を行っています。
データドリブンマーケティングの全プロセスで「TREASURE CDP」を活用可能
データドリブンマーケティングの施策実行プロセスは、データ確認/環境整備/コミュニケーション設計/実行/分析という5つに分かれます。「TREASURE CDP」導入支援の部分で、レゴリスはSIerの事業領域と把握されることもあるといいますが、その事業領域はデータ構造の設計や「TREASURE CDP」との繋ぎ込みの設計、開発部分にとどまるものではありません。データを使ったコミュニケーション設計のサポートや施策実行のPDCAの部分まで、一気通貫で提供することが可能です。そして、その全てのプロセスに応じて、「TREASURE CDP」との連携を実施することができます。
「クロスリスティングDMP AudienceAPI」を共同開発
重原氏には、レゴリスの子会社であるCIRPATH(サーパス)が開発・提供するスマードガイドアプリ「Lisa」や、クロスリスティング株式会社(以下クロスリスティング)の新サービスであるユーザー理解・キーワード発掘ツール「MindPick」について説明いただいたのち、TREASURE CDPを軸にした3rd Partyデータ活用/開発例として、「クロスリスティングDMP AudienceAPI」をご紹介いただきました。
クロスリスティングの提供するDMPは、類推や拡張を一切しない事実に基づくデータを、最大5万に及ぶ興味関心カテゴリに分類することを独自の技術で可能にしています。この度、クロスリスティングとレゴリス、そしてトレジャーデータの3社共同でデータ提供モデルを開発、マーケティングターゲットと具体化するという意味で非常に有益なデータのスムーズが連携が可能となりました。
「TREASURE CDP」を活用することで幅広い施策が可能に
最後に、事例が2つ紹介されました。
ひとつめはある衛星有料チャンネル企業について。契約と解約の頻度が比較的高い業界で、再加入を促すための施策改善のために「TREASURE CDP」を導入された事例です。
もうひとつの事例はクーポンサービス企業にて、メーカーのオウンドメディア来訪データと小売の購買データを繋いでキャンペーンの効果測定の可視化を行うというものです。
また、現在「TREASURE CDP」を導入するに当たって、デジタルマーケティング領域のみならず、店舗での接客へのデータの利活用やセールスツールとしてのご相談も増えているとのこと。「TREASURE CDP」との連携の仕方を「幅広く、なんでもひねり出したい」(重原氏)とお話しいただきました。
トレジャーデータは2018年、デジタルマーケティングの祭典「TREASURE DATA “PLAZMA”」を開催します。
「Network Showcase」の規模を拡大、デジタルマーケティングの最新トレンドを提供し、デジタルトランスフォーメーションを加速させるイベントです。
スタートは2018年2月。1年をかけて開催します。ぜひご参加ください。