1億人分のオーディエンスデータで匿名ユーザーを深く理解できるDMP|株式会社PLAN-B
LIGHTNING TALK|株式会社PLAN-B Juicer事業部 マーケティング責任者 五十嵐 和希氏
SEO対策、リスティング広告、Webサイト構築、アクセス解析などを手がける株式会社PLAN-B。Juicer事業部マーケティング責任者の五十嵐和希氏がユーザー分析DMP「Juicer」の特徴と効果を解説しました。
サードパーティデータを活用したユーザー分析DMP
株式会社PLAN-Bが提供するJuicerは「匿名ユーザー」を深く知るためのDMPだ。サードパーティデータを活用して属性情報、行動、態度、興味関心といった要素を組み合わせてユーザー分析を行う。
弊社では、パブリックDMPを、広告配信するだけではなく匿名ユーザーを深く知るためのDMPだと定義付けしています。Jucierは2つの顔を持っています。1つは無料のユーザー分析ツールとしての顔、もう1つはデータとしてのJucierです(五十嵐氏)
ツールとしてJucierにはいくつか特徴的な機能がある。PV、コンバージョン率、MAUといった重要な指標をひと目で確認できる「ダッシュボード機能」、サイトのメインユーザーがどんな人かをビッグデータから推定しプロフィールの形で表示する「ユーザー推定機能」、サイト内外の行動から自社サイト訪問ユーザーを5つのステージに自動スコアリングする「リードステージ分析機能」、NPSを簡単に測るための「回答フォーム機能」、サイトを改善するための「A/Bテスト機能」、バナーやクーポンを提示する「ポップアップ機能」などだ。
4万サイト、5.7億UBから得られるデータを分析
ツールとしてのJucierは無料ということもあり、導入企業はEC、小売、不動産、美容・健康、エンタメなど6,000社を超える。データとしてのJucierは、こうしたサイトから得られるデータを活用する。
4万サイト、5.7億UBから得られるCookieデータ、4200万超のスマホ識別子のほか、36億件のIP情報、300万人のモニターデータをかけあわせデータを分析します。例えば、夫と子供2人がいる33歳女性で、教育や育児、すまいに関心があり、『リノベーション』や『入学準備』をキーワード検索しているといったユーザーを推定することができます(五十嵐氏)
ユーザー分析には、アクセス解析や人工知能などの技術を使って、購買意欲や興味関心などを推定していく。ユーザー像が推定できれば、それを広告配信やサイト最適化、CRM、リード育成などに生かすための施策をアドバイスしていく。また、ユーザーの属性データや興味関心データは、企業が保有するDMPに提供することできる。これにより、自社DMPのオーディエンス拡張が可能になる。
五十嵐氏は「無料ツールからお使いいただき、必要に応じてデータを活用した顧客データ分析に取り組んでください」とアピールした。
※株式会社PLAN-Bが展開するデータマネジメントプラットフォームサービス「Juicer事業」は、2019年7月にログリー株式会社に事業譲渡されました。