トレジャーデータのエバンジェリスト若原強が各界注目のゲストを招いて対談するシリーズ「PLAZMA TALK」。今回は、建築家であり、一般社団法人マザーアーキテクチュア代表の遠藤幹子さんをゲストにお迎えし、「ワクワク × テクノロジー」をテーマにお届けします。
NHK「いないいないばぁ」のセットデザインを手掛けたり、「あいちトリエンナーレ」に作家として参加したりと、幅広く活動されている遠藤さん。作品に共通する「ワクワク」を感じさせられる仕掛けとは?そして、テクノロジーは「ワクワク」をどう後押しできるのでしょうか?
3部に分けてPodcastでお届けします。
<目次>
子どもたちがワクワクする場の作り方
初回の話題は、子どもたちがワクワクする場の作り方についてです。
子どもたちが想像力を花開かせるような「場」をもっとたくさん作りたいという思いから、設計の仕事のほかに、アート、公園、遊び場、ワークショップの活動など、幅広く取り組まれている遠藤さん。どうやって「子どもの視点でのワクワク」を見つけているのでしょうか?
Topics
子どもたちの想像力が花開く場を作る/オランダの遊び場のホスピタリティ/人の関わりが続いていく公園/「子どもの視点になる」難しさ/セリフを言わせるトレーニング/まず自分が遊び倒す/子ども心に戻るコツ/しつこく声を聞く/子ども心筋肉/大人スイッチを外す/ワクワクの自己増殖/アイスブレイクに夢中/一番の勲章は?
ザンビアの大人たちも「ワクワク」させてしまう、遠藤さんの仕掛け
第2回では、ザンビアの大人たちも「ワクワク」させてしまう、遠藤さんの仕掛けについて伺っていきます。
アフリカの地域課題を解決するNGOに参加し、現地で実際に暮らす人たちを巻き込み、ワークショップをしながら建物をつくったことも。大人も「ワクワク」楽しませながら「ここは自分たちが作った場所」という自覚も持たせる、遠藤さんの巧みなディレクション。思わず「遠藤さんの下で一緒に働きたい」と感じる、バランス感覚あるマネジメント技術とは?
Topics
参加型の場作りで課題解決/ボランティアの欲しいものはTシャツ?/やる気にさせるデザイン/巣を作れない現代人/モチベートしてくれる建物がほしい/場のコンダクター/プロの経験値/主体性とディレクションのバランス/必ず何かの役に立てる/難産の末に一緒に生み出した/遠藤さんの部下になりたい!/手を離して木陰で見守る/歌と踊りで覚える文化/受け入れやすいアプローチを選ぶ
テクノロジーは「ワクワク」を後押しできるのか?
最後のテーマは「テクノロジー」。新聞紙を使ったアナログな工作と、それをオンラインで共有する取り組みからあらためて気付いたのは、ものづくりが生む連帯感でした。「ワクワク」の演出が得意で、相手の立場に立って考えられる遠藤さんから、人との関わり方の秘訣をたくさん教えていただきました。
Topics
ワクワクさせる場とテクノロジー/コロナで感じた悔しさ/生み出す力がなくなっている/新聞紙さえあればどんな遊びもできる/フィジカルな遊びを繋ぐテクノロジー/泥臭さもシェア/直接褒めてもらいたい/ものづくりが生む連帯感/トレンドの揺り戻し/orではなくandで/なんちゃってVR動物園/ワクワクメーターを肌感で調整/思い通りにいかないものと付き合う
Mikiko Endo: Architect / Representative Director, Mother Architecture
Tsuyoshi Wakahara: Evangelist, Treasure Data
Recording: 2020/05/14
※収録はオンラインにて行っています。一部背景に環境音が入っている箇所あります。ご了承ください。
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
遠藤さんのトークは以上です。いかがでしたか?
引き続き、当サイトでは弊社エバンジェリストの若原と各界の素敵なゲストによる対談をお届けしていきます。ぜひお楽しみに!