成功率が30%とも10%とも言われるDX。企業がDXに挑む中にはデジタルのスキルや人材など多くの障壁があります。
この中で、避けて通れない課題が「商品マスタ」です。商品情報の登録、更新、他社への伝達、オンラインビジネスに伴う登録情報の爆発的な増加など、商品マスタに関してたくさんの課題に企業は直面しています。そして、これを乗り越えない限り、需要予測など、データやAIを活用することは夢物語のままとなります。
Lazuliの顧問を務めるリテールの専門家・奥谷氏が、同社CEOの萩原氏との対談を通して、商品マスタをどう改善していくのかを解説しました。
萩原 静厳 氏
Lazuli株式会社
CEO/CTO
2014年よりリクルートマーケティングパートナーズにてビッグデータエバンジェリスト、リクルート次世代教育研究院 主席としてデータ/AIを活用した事業づくりや東大松尾研との「アダプティブラーニング」共同研究をはじめ産官連携共同研究などを推進。2018年にトレタに入社しデータソリューション部部長兼「トレタデータサイエンス研究所」所長に就任。2018年よりFUTURE VALUES INTELLIGENCEのCEOを務め、2020年にLazuliを共同創業、CEO兼CTOを務める。
奥谷 孝司 氏
株式会社顧客時間
共同CEO 取締役
1997年良品計画入社。店舗勤務や取引先商社への出向(ドイツ勤務)、World MUJI企画、企画デザイン室などを経て、2005年衣料雑貨のカテゴリーマネージャーとして「足なり直角靴下」を開発して定番ヒット商品に育てる。2010年WEB事業部長に就き、「MUJI passport」をプロデュース。2015年10月にオイシックス・ラ・大地に入社し、COCO(チーフ・オムニ・チャネル・オフィサー)に就く。2017年にEngagement Commerce Labを設立。2010年3月早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(MBA)。2021年3月一橋大学大学院経営管理研究科博士後期課程単位取得満期退学。著書に『世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略』(共著、日経BP社)がある。日本マーケティング学会理事。
※トレジャーデータ株式会社が主催した「PLAZMA 小売&アパレル」(2021年7月開催)での講演のアーカイブ動画です。
(時間:32分58秒)