株式会社YUIDEA(以下YUIDEA)は1995年に創業され、2017年1月1日、株式会社シータス&ゼネラルプレスから現在のYUIDEAに社名変更しました。
生活者起点のマーケティングコミュニケーションを軸にしたダイレクトマーケティングの戦略立案・実行領域と、デジタルマーケティングを中心にしたエンゲージメント・ロイヤリティマーケティングとコンテンツマーケティング・CRM領域の2軸を中心に、デジタルマーケティングコミュニケーションで事業を進めています。また、「Marketing Story Lab」、「Kilala」の各メディアも運営されています。
今回は、YUIDEAで提供している、ダイレクト&リファラルを促進するコンテンツマーケティングプラットフォーム「Willyet」を、デジタル✕グローバルTECHチームリーダーの大西 宏明氏よりご紹介いただきました。
コンテンツマーケティング機能をより戦略的に
「Willyet」はB to C事業者向けのコンテンツマーケティングプラットフォームです。「Willyet」のプラットフォーム上にオウンドメディアを構築、コンテンツを分析することで、顧客のプロファイルや潜在ニーズを把握することができます。
9月より機能拡張を行い、より戦略的にコンテンツマーケティングを行うことができるようになりました。具体的にはコンテンツ配信について強化しています。オウンドメディア上での記事やレシピ、商品といったコンテンツの拡散と流入促進、タグ情報のハッシュタグマーケティングへの応用、また分散配信のためのウィジェットも用意しています。
「TREASURE CDP」との連携で、ダイレクト&リファラルをより精緻に実行
「Willyet」のシステムでは、行動履歴や属性情報等の蓄積と分析に、「TREASURE CDP」を連携しました。この連携によって、これまでは匿名データとして格納していたデータを実顧客データとして蓄積することも可能ですので、ターゲティングとダイレクトレスポンスをより精緻に行えるようになり、YUIDEAの志向する「『より高度なダイレクト&リファラルマーケティング』を実現」(大西氏)しています。
「Willyet」を活用した2つの事例
導入事例が2つ紹介されました。1つ目は食品の宅配事業の事例です。商品のコンテンツ訴求を目的に「Willyet」が活用されています。「Willyet」プラットフォーム上にあるオウンドメディアを作る機能を用いて、商品の魅力とコンテンツ化、多チャネル配信を重点的に行なっています。コンテンツマーケティングを強化することで、ユーザー体験の提供から自然なつながりへと継続的な売上拡大を計画しています。
もう1つはパブリッシャーの事例です。新ブランド立ち上げにおけるVMD(Visual MerchanDise)・SNS施策、マーケティングコミュニケーションを支援しています。「インフルエンサーマーケティングをベースにダイレクト戦略とリファラル戦略を実現しています」(大西氏)。
トレジャーデータは2018年、デジタルマーケティングの祭典「TREASURE DATA “PLAZMA”」を開催します。「Network Showcase」の規模を拡大、デジタルマーケティングの最新トレンドを提供し、デジタルトランスフォーメーションを加速させるイベントです。2018年2月19日からスタートします。イベントサイトでプログラムの詳細を紹介しています。