Cookie規制後のデータ活用とマーケティング | PLAZMA After 3rd Party Cookie イベントレポート
今、デジタルマーケティングにおけるデータ活用は、大きな転換点を迎えています。
改正個人情報保護法や、サードパーティCookieの規制により、企業のデータ保持や活用の在り方が大きく変わり、これまで使えていたデータの利活用が制限されていく一方で、企業が自社が直接収集したデータである「ファーストパーティデータ」の重要性が、より一層増しています。
2021年5月にトレジャーデータが開催した「PLAZMA After 3rd Party Cookie 」では、企業がデータ活用を正しく進めるために必要な新規制への対応、情報提供や同意取得・管理の注意点などについて考察するとともに、ファーストパーティデータの活用を促進する様々なソリューションをご紹介しました。各ソリューションは、トレジャーデータが提供する顧客データプラットフォーム「Treasure Data CDP」と連携することで、自社の顧客データ活用の幅をさらに広げることが可能になります。
各セッションは、下記の記事でご覧いただけます。
また、PLAZMAに会員登録をしていただくと、当日配信した動画も視聴可能です。
ぜひ併せてご覧ください。
<目次>
キーワードをチェック!
セッションで頻出するキーワードを簡単に解説します。
■ファーストパーティクッキー(1st party cookies) ■サードパーティクッキー(3rd party cookies) ■MAID(モバイル広告ID) ■IDFA(Identifier For Advertising) ■ADID(Google Advertising Identifier) ■改正個人情報保護法 ■CMP(コンセント・マネジメント・プラットフォーム) |
改正個人情報保護法への対応:Archived Sessions
緊急解説!令和2年改正個人情報保護法ガイドライン(案)のポイント
森・濱田松本法律事務所
(動画:1時間1分45秒)
2021年5月19日、個人情報保護委員会より2022年4月1日に施行される改正個人情報保護法のガイドライン案が発表されました。森・濱田松本法律事務所の田中浩之弁護士がこのガイドライン案を速報的に解説しました。
改正個人情報保護法とCookie規制
TMI 総合法律事務所
(動画:47分25秒)
改正個人情報保護法によって、これまでのマーケティングやCRMをどのように変えていく必要があるのでしょうか。TMI総合法律事務所 パートナー弁護士の大井哲也 氏がCookie規制に関するよくある質問に答えながら、改正個人情報保護法のポイントを解説しました。
これからのデータ活用に対する考え方:Archived Sessions
透明・公正〜データ利活用の内外規制環境変化と法遵守のポイント
株式会社インターネットイニシアティブ
(動画:30分45秒)
国内外の規制環境が大きく変化し、自社保有データの利活用はますます重要となってきています。このような環境変化の中で、事業者として法遵守と顧客の信用を確保するために、「データ保護の基本である透明性・公正性」について特に留意すべきことを株式会社インターネットイニシアティブのビジネスリスクコンサルティング本部 副本部長 鎌田 博貴 氏が解説しました。
ポスト・クッキー/IDFA時代に向けたデータ対応について
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
(動画:27分18秒)
サードパーティCookieやIDFA等の識別IDの利用制限により、従来の手法が使えなくなりつつある今、施策を継続するにはどうしたらよいのか。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社の西橋氏が、データ規制の実態とポストCookie/IDFAの代替手段を解説しました。
ポスト Cookie 時代への準備:マーケターの5つのアプローチ
MightyHive株式会社
(動画:28分52秒)
プライバシー保護の世界的な流れにより、サードパーティCookieをはじめ、これまで利用していた技術が使えなくなるケースが出てきています。MightyHive株式会社の松崎氏が、マーケターがポストCookie時代へ向けて持つべきマインドセットと具体的なアプローチを紹介しました。
「人を動かす」を外部に頼らない時代へ
株式会社サイバーエージェント
(動画:16分39秒)
今後、企業はどのような形で顧客との接点を持つべきなのか。株式会社サイバーエージェント DX本部小売DXセクターチーフコンサルタント 阪本 悠紀 氏が、ファーストパーティデータを活用した自社独自の集客・送客装置の構築事例とともに紹介しました。
ニューノーマルに求められるつながりの作り方
株式会社セールスフォース・ドットコム
(動画公開なし)
デジタルマーケティングの歴史は、デジタルでの顧客とのつながりを模索した歴史ではないでしょうか。新時代に求められる「つながり」をどう実現するか、セールスフォースの熊村氏が紹介しました。
データ活用を促進するソリューション:Archived Sessions
「共通ID」を正しく理解し、3rdパーティクッキー対策を進めるコツとは?
LiveRamp Japan株式会社
(動画:25分37秒)
LiveRamp Japan株式会社 Head of Partnerships 今井 則幸氏が、サードパーティCookie・IDFAの利活用制限が媒体社やマーケターに及ぼす影響を考察するとともに、その対策として、新しい「人ベースのID(共通ID)」を利用したソリューションを事例を交えながら紹介しました。
ポストCookie時代に起こるパブリッシャー・広告主の変化
株式会社インティメート・マージャー
(動画:30分44秒)
サードパーティCookieの利用が制限される「ポストCookie時代」が迫っています。株式会社インティメート・マージャー代表取締役社長の簗島亮次氏が、共通ID・CMPなどポストCookie領域の海外事例を交えながら、同社の最新ソリューションを紹介しました。
CIAMって何?次世代の顧客ID管理を徹底解説!
Auth0株式会社
(動画:32分40秒)
「ユーザー登録・ログイン機能」の実装や「顧客ID管理」を簡便化する認証プラットフォームを提供するAuth0株式会社。同社のジャパンカントリーマネージャーの大須賀利一氏が、CIAM(顧客IDアクセス管理)領域におけるAuth0の強みと活用事例を紹介しました。
アフターcookie時代における新しいCDPの使い方と同意管理
株式会社マイデータ・インテリジェンス / 株式会社電通デジタル
(動画:31分28秒)
プライバシーデータを取り巻く環境が大きく変わる中、今後さら重要になる「データ利用に関する同意」の管理をどのように進めればよいのか。マイデータ・インテリジェンスの森田氏と電通デジタルの白髭氏が、対応のポイントと同意管理ツール「CMP」について解説しました。
With コロナ時代に企業とお客様の接点を強化するには〜ビジネス版LINE「LINE WORKS」で実現する営業DX〜
ワークスモバイルジャパン株式会社
(動画:26分51秒)
主に営業・セールス領域で使えるビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社の中澤氏が、LINEのビジネス活用とそこから得られる顧客データの活用について紹介しました。
ドコモとゆうちょ銀行が導入するプライバシーテック・スイート「webtru(ウェブトゥルー)」〜改正個人情報保護法施行前にまずすべきこと〜
株式会社DataSign
(動画:20分40秒)
2022年に施行される改正個人情報保護法では、Cookieや位置情報、行動履歴も「個人関連情報」として規制対象になります。現在これらのデータを活用している企業が、今後も利用を続けるにはまず何をすべきか。株式会社DataSignの代表取締役社長の太田祐一氏が解説しました。