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AI時代にビジネスを飛躍させる 顧客データ活用戦略と組織論

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最新の顧客データ活用とAI技術を活用したビジネス戦略を共有する機会として、トレジャーデータ株式会社が5月24日(金)にヒルトン小田原リゾート&スパで開催したエグゼクティブセミナー「Treasure Data Executive Meetup」。

当日もっとも注目を集めたプログラムは、
澤 円氏(株式会社圓窓代表取締役)と石附 洋徳氏 (ボストン コンサルティング グループ)によるスペシャルセッションでした。
司会はトレジャーデータ株式会社のHead of Marketing, Japan
& APAC の生江 瑠奈が務めました。

<目次>

顧客データとAI のトレンドとは 

石附氏
昔はとにかくデータを集めれば、そこに解があると思われていました。でも今は、顧客データというものがあまりに膨大になっていて、全部を理解しようとしても無理ですよね。そうなるとデータとの接し方は、二つに分かれると思います。一つは、見るデータを絞り込む。もう一つはAIにスコアリングさせて優先順位付けをさせたり、トリガー機能として使ったり。

澤氏
いくつか説がありますが、SNSの普及もあって企業が扱う顧客データの量は、ここ10年で確実に10倍以上に膨らんでいます。だから、データを集めればどうにかなるというのは、本当に諦めた方がいい。データを集めただけでは人によって解釈は違ってくるし、それぞれがそれぞれの解釈で活動をしてしまうかもれない。

石附氏
重要になるのは、経営層がデータをどう解釈し何をするのかということ。そして、みんながその解釈を信じてついて来てくれるようなプロセスや体制、ひいては組織を作ることだと思います。

澤氏
データには鮮度もあります。アクションに移すまでのリードタイムを短くする必要がある。さらにそのスピード感は、年々加速していくでしょう。そうなると、中長期経営計画を作って、その通りに3年やりましょうというのは無理がでてくる。だから大切なことは、いつでもピボットできる状態にしておくことですね。

生江
AIの能力は、投入するデータの質で決まるんですよね。いろいろな種類のデータがあって、集めようと思えばいくらでも集められるけど、質が大事です。質の高いデータを使うことで、AIがちゃんと動いて、未来に大きな影響を与えます。だから、データをどう捉えるか、何を使うか、それをビジョンと結びつけることが大切です。

AI はどのように顧客データに絡んでいくのか

澤氏
日本で仕事をするときに、「怒られる」というキーワードをよく聞きます。怒られないようにすることがビジネスにおけるトッププライオリティなっているのかと思うくらい。怒る人の言う事がいつも正しく絶対に儲かるのであればいいけど、そんなことはない。だけど人って怒られることは嫌ですよね。そこでAIなんです。人でやったら怒られることをAIで徹底的にやる。AIであれば1秒間に100個のプロンプトを投げたっていいわけですよ。人でやったら何ヶ月もかかっていたことが数時間で行えるわけです。しかも怒られることなく。

石附氏
AIは人が分析しきれないところを膨大なデータから推測してくれる。それは経営やマーケティングの判断軸になります。まさに、AIを活用するポイントだと思います。

IT人材不足への課題解決方法

 

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トレジャーデータ株式会社

2011年に日本人がシリコンバレーにて設立。組織内に散在しているあらゆるデータを収集・統合・分析できるデータ基盤「Treasure Data CDP」を提供しています。デジタルマーケティングやDX(デジタルトランスフォーメション)の根幹をなすデータプラットフォームとして、すでに国内外400社以上の各業界のリーディングカンパニーに導入いただいています。
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